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ネット販売継続なるか
2009/01/27(Tue)
医薬品のネット販売規制についてのその後の動き。

楽天・Yahooが募っている販売継続を求めるネット署名、現在は28万筆を超えています。
しかし、署名を添えた要望書が提出された後も厚労省の姿勢は変わらず、
12月下旬、既定路線を変更しない旨を発表し、規制する省令の策定作業に入りました。
これに対し、反対活動を続ける楽天は「最終的には訴訟も辞さない」と強い姿勢を強調。
両者一歩も引かずの対立姿勢で迎えた新年です が。

1月23日の閣議後の記者会見で舛添厚労相が「再検討する」とする意向を表明。
厚労相直属の検討会を設置し、改めて規制の是非を検討するというのです。

政府の規制改革会議も「消費者の利便性を損なう」と規制に強く反対していることも大きい。
しかしやはり、無視できないほど多数の声を集めたネットが1点勝った、という所でしょう。
まぁね、厚労省が規制路線を撤回すると言ったのではないので、どうなるかは分からない。
いまのところ、省令策定作業と同時進行での検討、というのですから。
ただ、舛添大臣自身が「方針が変わることもあり得る」と発言したことに意味がありますね。

厚労相を動かすきっかけを作ったとも言えるネット上の反対活動。
名実ともに先頭に立つのは、医薬品ネット販売最大手「ケンコーコム」後藤玄利社長です。
ケンコーコムは、2000年のサイトオープンからわずか4年で東証マザーズ上場、
2008年度の売上高は100億円の大台に乗るかという驚くべき急成長をとげました。
後藤社長は、41歳の若さながらネット販売の歴史とともに歩いて来た人と言えます。
06年2月、自ら理事長を務める「日本オンラインドラッグ協会」を同業者と共に設立するなど、
医薬品のネット販売環境の整備に意欲的な活動をして来ました。

今やケンコーコムを知らないネット利用者はいないのではないかというほどですが、
この後藤玄利社長の出自は、私も最近まで知りませんでした。  え?遅い?(笑)
ちょっと長くなりますが、後藤社長のプロフィールを。
出身は大分県臼杵市。創業80年という老舗医薬品メーカー「うすき製薬」の御曹司です。
江戸時代から続く医者の家系で、曾祖父が自ら調合した鎮痛解熱剤を発売したのが始まり。
この鎮痛解熱剤が、九州を中心に今も根強いファンの多い「後藤散」なんですね!   E006197H_L.jpg  E006201H_L.jpgE006198H_L.jpg    


東大を卒業後、コンサルティング会社での5年間を経て一旦郷里に戻った玄利氏。
まずは売り上げが低迷していた健康食品にテコ入れし、通信販売で大幅な業績UPを実現。
それだけでは飽き足らず、日本ではまだ先行き未知数だったネット業界に参入した挑戦の人。
急速に普及したネット販売の波に乗ってここまで来たというわけですが…

ネット販売規制が現実のものになれば、もちろんケンコーコムは大打撃です。
しかし後藤社長が精力的に活動しているのは自社の利益のためだけでは無いのではないか。
私にはどうもそんな気がする、というか、そう思いたいというのが本音ですが。(笑)
医薬品業をなりわいとする家に生まれた彼は、今回の反対運動をはじめるより前から、
サイトに届く利用者の声をずっと重く、使命感としてうけとめていたのではないでしょうか。

ネット署名に添えられたコメントの中のいくつかは公開されています。
販売の規制でまず不利益を被るのは、離島に住む方・障害などで外出が難しい方などです。
安易に医薬品を手に入れる手段と考えると問題はありますが、
弱者に優しいというネット販売の利点は、ここでストップをかけて良いものかどうか。
舛添大臣の言葉の中にあった『両派の意見をよく聞いて国民的な議論にしたい』という部分、
充分に中身のある有意義な検討会にするためにも、ぜひ忘れないで頂きたいものです。

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コメント
- こんばんは('-'*) -
ささめさん、お元気ですか?
少しお久しぶりですよね^^

ケンコーコムね、私も結構購入しているサイトさんなんです。
健康の為に、外出以外で普段履いている靴は全部アーチフィッターにしているのでそれはいつもケンコーコムさんで買っていますよ。
私長時間お散歩するでしょう?その靴だと全然疲れないんです。
馴染みのあるショップの名前が出てくると何だか嬉しい♪

写真のお薬は初めて見ました。
関東では見かけないパッケージですよね?
2009/01/28 21:47  | URL | 如月 #Q9o2tpIk[ 編集]
- No title -
こんばんは。
私自身はネットで薬を買ったことは無いのですが、確かに離島とかの方にとっては必要なものなのですね。
街の薬屋で普通に買えるものに関しては、規制しなくてもいい様に今は思えます。
あっ、前回の記事のキク科の雑草、ささめさんの言うとおりノゲシでした。
さすがささめさんです。ありがとうございました。
2009/01/29 15:53  | URL | アシタカ #mQop/nM.[ 編集]
- 如月さま -
やっと記事が書けました~(笑)
如月さんもお忙しいのに来て頂いてありがとうございますー♪

後藤散ね、やはり関西どまりのローカル薬なんでしょうねぇ(^_^;)
私が生まれ育った広島ではコマーシャルでもおなじみでしたよ
こちらでは、チェーンドラッグでも今も普通に置いてありますー
もちろん、ボスの奥様の薬店にもね♪

私も薬じゃないものはケンコーコムさん利用したことがあります
ネットだと実物を手に取れないので、余計にネームバリューによる安心感に頼りたい心理が働きますが、考えてみるとネット市場そのものがまだずい分と日が浅いワケで…
こういう事態となって、必然的に後藤社長の人となりが見えてきた事がオモシロいなと。
2009/01/29 22:39  | URL | ささめ #3Hf/xsIs[ 編集]
- アシタカさま -
安全性の問題が起きる可能性はネットでなくてもありますしね
10代の少年が薬屋をはしごして睡眠薬を大量に買い、とどめにネットで購入して自殺をはかったそうです。一命はとりとめたものの障害が残った少年は、どこでも簡単に買えたので軽い気持ちで実行したと言ったとか。(ーー;)
対面での説明義務のある薬の販売については、ネットであるなしにかかわらず改革が必要でしょうね

あー、ノゲシでしたか!? まぐれ当たりですよぉ(笑)
2009/01/29 22:53  | URL | ささめ #3Hf/xsIs[ 編集]
- No title -
ケンコーコムはマムも安心してショッピングができるので、
とても重宝しています。
専門家が常にチェックをしているショップさんでしたら、
存続させて頂きたいものですね。

マムも、後藤散の噂は聞いた事がありましたが、
現物を見たのはささめママさんのこのお話しが初めてでした。

こんなに人々から支持をされているお薬は、
ケンコーコム同様、なくしたくありませんわね~!
2009/01/30 16:57  | URL | マム #-[ 編集]
- マムさま -
レスが遅くなって申し訳ありません~(>_<)
マムさんもケンコーコムさんファンですか(*^_^*)品揃えが豊富なのがいいですよね♪
ショッピングサイトは信用第一!頑張ってほしいですね
後藤散をご存知でしたか!?
製薬会社の合併が加速していますよねぇ。大手でも第一三共とか…
地方の小さな製薬会社が生き残っているのが不思議なくらいですが。(笑)
2009/02/01 20:58  | URL | ささめ #3Hf/xsIs[ 編集]
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