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惑星の定義
2008/10/03(Fri)
2006年8月のIAU(国際天文学連合)の総会で採択された「惑星の定義」

1. 太陽系の惑星とは、
 「太陽の周りを回り」
 「十分大きな質量を持つために自己重力が固体としての力よりも勝る結果、重力平衡形状(ほぼ球状)を持ち」
 「その軌道近くから他の天体を排除した」天体である。
2. 太陽系の dwarf planet (準惑星)とは、
 「太陽の周りを回り」
 「十分大きな質量を持つために自己重力が固体としての力よりも勝る結果、重力平衡形状(ほぼ球状)を持ち」
 「その軌道近くから他の天体が排除 されていない」
 「衛星でない」天体である。
3. 太陽の周りを公転する、衛星を除いた、上記以外の他のすべての天体は、
 Small Solar System Bodies (太陽系小天体)と総称する。

                                      -国立天文台HPより―

自分の軌道周辺にいくつもの天体がある冥王星は、この定義により「準惑星」となりました。
冥王星の降格部分のみでなく、このIAUの決議に異を唱える識者はいぜんかなり多いようです。

今年8月中旬、アメリカのジョン・ホプキンス大で開かれた「THE GREAT PLANET DEBATE 」
日本語に直すと「惑星大討論」ですが、演壇に立ったNASAの科学者スターン博士は、
 「もしブラックホールが(太陽のまわりを)公転していたら、IAUの定義では惑星になる。
  みなさんは賛成しますか?」 
 とユーモアたっぷりに問いかけたそうです。 ナイス~♪

なにをもって「惑星」と呼ぶのか。 
それまではどの天体を「惑星」とするかという定義はなく、慣習によるものだったんですね。

もともと肉眼で確認できる土星までの惑星に、天体力学や観測技術の発展によって発見された
天王星(1781年)・海王星(1846年)を加えた8個。
大きさやその軌道から、これらを惑星と呼ぶことに反対する人はありません。
続々と発見されていたその他の天体はどれもかなり小さいもので、「惑星」の範疇に含めない
「小惑星」との呼称が定着しているのですが、これも慣習なんです。
たとえば、海王星より早く1801年に発見されていたケレス。
「惑星か否か」と騒いでもらえなかった最大の理由は、その大きさでしょう。
火星-木星間にある小惑星群の中ではダントツの大きさを誇るとは言え、地球の衛星である
月と比べても1/3以下なのですから。

そんな中、発見されたのが1930年とかなり遅く、しかも、他の小惑星より大きいとは言え、
やはり月よりもグンと小さい冥王星が、なぜすんなりと第9惑星の地位を勝ち取ったのか。
そこには、ちょっとした経緯があるのです。

続きは次回♪
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