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「いのちを絶つ」重さ
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- 2008/05/02(Fri) -
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硫化水素による自殺が全国で相次いでいます。
基本的に、あまりにもレアな「事件」を語るのは避けているのですが 黙ったままではいられないものがあります。 「硫化水素を使った自殺」件数は、3月には数件だったものが4月に入って急増。 報道機関が把握しているものは40件超ということですが 毎日新聞によると、25日以降だけで30件近くにものぼるとか… こういう言い方は好きじゃないし、できればしたくない。 …だけどこれ、明らかに事件報道に触発されたものと言えないでしょうか。 とうとう、老齢の母親との無理心中をはかったとみられる事例まで現れました。 たしかに以前から自死を考えていた人たちなのでしょう。 けれど、報道を見聞きしてからネットで検索をし、方法を得て実行に移したのではないか。 そうだったら、あまりにも口惜しい… 故意であるなしを別にしても、「自らいのちを絶つ」ことを容易にする情報をばらまいてしまう そういう現在の社会。 何が悪いのか、どうすれば良いのか、答えはいつか出るのでしょうか。 日本の人口に対する自殺率は、先進国中ロシアに次ぐ2位という高さ。 1998年以降、年間自殺者数はずっと3万人を超えています。 うち7割は男性で、特に40〜50代の増加は見過ごせない現象でしょう。 働き盛り、社会的にも家庭にも責任のある年代の男性が死を選ぶ。 そこまで追い込まれた事情、抑うつ状態、 自殺者の8割は誰にも相談せずに死を選んでいるのだそうです。 実は昨年、私が住む地域(小学校区内)でも50歳前後の男性二人が自死しました。 まだ学齢の子供があり、PTA活動などにも積極的だった方たち。 同年代ではあっても、子供たちの進学先が分かれるにつれお会いすることも無くなり なぜなのか、何があったのか、遺族の方に聞くこともなおさら出来ませんでした。 けれど、何があっても、どんなにつらくても、生きていてほしかった。 「いのちを絶つ」重さは、本人ひとりだけが背負えるようなものではないと思います。 生きているだけで、必ず意味はある 生きていることが、なによりも大切なこと 知人であるなしにかかわらず、すべての人に伝えたい。 硫化水素による死を選ぶ若い人たちにも、どうしても伝えたいことがある。 「いのちを絶つ」方法ではなく、「生きて行く」方法を検索して下さい ネットで広がった世界、今のあなたが知らない「生きる」意味もきっと見つかる 生きていって下さい。 |



